コロナの影響もあって、多くの人がリモートワークを推奨する流れになっています。
たくさん人がいる場所に出かけられない。
なんならじっと家にいるしかない。
でも、仕事しないといけない。
・・・私の身の回りでも、リモートワークに切り替えた人をちらほらとお見かけしますが、やはりいろいろと苦労をされているようです。
twitterでちょっと調べてみてもこのとおり・・・
オンライン授業に向けての取り組みが進んでいるのは大変に喜ばしい限りなのだけれど、リモートワークの促進だけでも難しさが露呈しているのにさらに子供一人に付き一人分のリモート学習の環境を叶えられる居住空間がある家庭ばかりではないことは気になるところ。
— イシゲスズコ (@suminotiger) April 10, 2020
コロナ影響でリモートワークが続く中、食卓机でパソコン広げる僕に、ストレスが溜まった奥さんと一緒にベビーベッドを #DIY し、自宅にパソコンデスクが出来ました!
— 山川隆晃 (@marioyamakawa) April 12, 2020
すごく大変でしたが、初めてのDIYですごく楽しい休日でした😁
皆さんも、ぜひ新しいことに #挑戦 してみてください!#stayhome pic.twitter.com/GTZqSBwGjA
そこでふと、私なりの経験が何かお役に立てられれば…と思い立ったので、普段何気なく行っていることをご紹介したいと思います。
ちなみに、いわゆる大企業でフロアに100人以上いるオフィスで仕事したこともありますし、立ち上げたばっかりのベンチャー企業で段ボール箱を机にして仕事をしたこともあったり、、、こう見えて結構いろいろ経験しています。
あくまでも個人の感覚を多く含むのと、簡単にはできないものも混ざっているので、どうか怒らずに「中村らしいな~」と、ご笑納いただける方のみ読み進めてくださいませ。
- リモートワークを効率的に行うためにやっている工夫をシェアする。
- もしかしたら結構空間にこだわっているかもしれない。少なくとも片手間ではない。
- 効率が上がればたくさん仕事できるけど、敢えてそうしない。バランスを大切に。
前提:仕事スタイルや仕事への向き合い方
- 職種は、ライター、動画編集、戦略コンサルティングなど。
- youtubeをやったりブログを書いたり、新しい事業の戦略をクライアントと一緒に考えたりする、そんなお仕事です。
- ミーティングを毎日のようにしている。
- 基本的に頭を使うことが多く、アウトプットは集中してやりたいタイプ。
- 作業に集中しているときは雑談とか別にしなくても大丈夫な方。
- さっさと仕事を終わらせて好きなことをしたい。
こんな方にはたくさんのヒントがあるはずです。あまり該当しないな~という方は、参考程度に。
根底とする考え
私がリモートワーク専用に部屋をしつらえる目的はただひとつ。いかに生産性を上げるか。です。
言葉を悪くして言えば、さっさと仕事をハイパフォーマンスで終わらせて、後の時間は遊んでいたい。そんな感じです。
そのために、
- 仕事道具にこだわり
- リラックスできる場所を用意し
- 移動コストが限りなくゼロになる
・・・複合的な工夫をしていますので、詳しくご紹介します。
デスク周りを整える
整えるとか書いておきながら雑然としているのですが、デスク周りはこんな感じ。

- 幅1.2mぐらいの大きさのデスク
- 2台のモニタ
- 椅子
- キーボードやマウス
在宅で仕事を始めた当初は、家にいるとどうも仕事がはかどらない・・・そんな違和感がすごくありました。
いろいろと試行錯誤をした結果、実はオフィスはオフィスで、パソコン仕事をするのには非常に合理的な空間だった。ということが発覚。
その要素をいくつか分解してみると、
・空間、場の雰囲気によるもの
・仕事に最適化された机やパソコン、事務用品やファイル類の配置がされていること
あたりが大きな要因なんだなと気が付き、そこから次のような工夫を取り入れました。


- 机の高さや幅、奥行きなどは、オフィスのOAデスクのサイズを参考にしてDIY
- キーボードやマウスは、文字を打ったりポインタを動かしたりすることが多いので、電気屋さんなどで実機を徹底的に触り比べて「これだ!」というものに
- モニタは大画面または2画面で。めっちゃ快適
- 椅子は、学習机→イームズチェア→バランスボール・・・と経て、アーロンチェアに落ち着く。*体質的にお尻がすごくムレやすいので、座面がメッシュじゃないと日常生活に支障をきたしてしまう。
特に体に触れるキーボードやマウス・椅子は、徹底的にこだわり抜いた結果、非常に快適に。
その代償として、コワーキングスペースやネットカフェ、ホテルの一室などでは極端にパフォーマンスが落ちるようになってしまうという事態にも(汗
リモートワークに適した機材を導入する

- WEBカメラ
- タイマー
頻繁に遠隔でWEB会議をするので、最初に買ったのは2000円ぐらいで買えるWEBカメラ。最初はこれで十分です。
こんなご時世なので、打ち合わせも極力非対面(電話やZOOM)で済むようにさりげなく促しています(笑)
あとは、作業に集中しすぎたり、SNSをだらだら見てしまったりしてアポの時間をすっ飛ばさないように、タイマーは地味に欠かせません。*重要

攻めのリモートワークに適した機材を導入する
ここは半分以上趣味なので参考程度に。

そのうち、音声もしっかり届けたいと思い、マイクも購入。
そうこうしているうちに、ライブ配信をして遊ぶようになり、ミキサーも購入してしまいました。

リモートにだいぶ慣れてくると、ZOOMで打ち合わせ・ZOOMで飲み会。そういったものでは物足りなくなってしまいがちです。
とうとう「配信」というディープな世界に入り込んでしまったので簡単に紹介するだけにしておきましょう。
空間をしつらえる
あとは空間全体のお話。

グリーンを飾ると結構目の癒しになることが発覚。ニトリで買ったフェイクグリーンなのですが、手入れの手間もかからないし非常に良いです。

高価でなくてもいいので芸術作品や自然を身近に感じられるアイテムがあるとさらに素敵。
絵は知人のアーティストに書いてもらい、花は近所で買った生花をドライフラワーにして飾ってみました。
リラックスできる第2、第3の空間を用意する
さらに空間領域を広げます。
パフォーマンスを高くする=できる限り仕事を詰める という意味では僕の場合ありません。
こまめに・しっかり休んで、また高いパフォーマンスで短時間で集中して仕事をするためのインターバルととらえています。なので仕事と同じぐらい「回復」も重要

仕事部屋のすぐ隣?が縁側になっており、そこから庭に出れるようになっています。「公園の近くに住みたい!!!」というのは5年ぐらい前からこだわっていた部分ですが、自然の豊かな地域にまるごと引っ越すという大胆な切り替え方法をチョイス。やっぱり最高です。(もちろん人による)
よくあるルーチンとしては、
2時間ぐらい作業→疲れる→庭に出て草花をめでたり草むしりをしたり→「さ、仕事しよ」となったらまた仕事。
そんな切り替え方。

電子部品に囲まれた生活をしている身からすると、土を触るという行為が非常に癒しになることも最近分かってきました。
天気が悪い日は、別のこたつ部屋で昼寝とかをしたり、

過ごしやすい夜は焚火調理をしたり。

仕事に反してオフモードの時はかなり原始的ですが、これ結構おすすめです。スタバもラウンジもありませんが、職住近接になると最も貴重な時間コストが限りなくゼロに近づくんです。
・・・と、こんな風にして仕事を効率的に進めたり休んだりしている様々な工夫でした。
まとめ
以上が僕なりのリモートワークをできるだけ快適に行うための工夫でした。
注意したい点は、いくら効率的に仕事ができる部屋を整えたとはいえ…、仕事が好きだとは言え、仕事だけをするために生きているのではない。ということです。
僕はそのために、仕事も住む場所すらも頑張って変化させてきました。
仕事への向き合い方は人によってもちろん違うのですが、僕の場合はこの記事でも書いた通り、なるべく短時間でやるべきことを済ませ、後の時間は人生をより豊かに過ごすためのインターバルであったり、クリエイティブさを働かせるための時間なのです。
大変な時代ですが、生き残る者=変化に適応できた者と言われています。すぐにできる小さなことからで良いと思いますので、私の今までの経験や試行錯誤が何か一つでも参考になれば幸いです。
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