- お店やイベントを外に向けて宣伝したい!
- 自分で文字を書いたりしてもいまいち魅力が伝わらない・・・
- 普段やっていることを動画に撮ってくれたら多くの人に魅力が伝わるのに!
そんな風に考える事業主の方は少なくありません。
私も、2018年12月に大野に引っ越してから、勝手にyoutuberとして大野の様々なスポットや人物に焦点を当てて動画を作ってきたのですが「動画を頼みたいんだけど予算が・・・」という切実な状況を目の当たりにしてきました。
そこで今回の記事では、自分でも簡単にできる動画の撮影・編集方法、制作者がどんなことに日頃気を付けているのか?をレクチャーしたいと思います。
- 今どき、ぶっちゃけスマホだけで簡単に撮影・編集できる
- 自分じゃ絶対にできないのは「客観的視点」
- 自分でやるとき、他の人にお願いする時に気を付けると良いこと
今どき動画の撮影・編集はスマホだけでできちゃいます。

今や誰もが持っているスマートフォン。実はこのスマホの画質や音質はなかなか侮れないものでして、とにかく手軽に動画を撮りたいのなら、今すぐスマホを使って撮影しなさい。というのがファーストアンサーになります。
撮影する時は、こんなところに気を付けると良いです。
- 脇を締めて絵がぶれない様に撮る
- 同じシーンでも撮影する視点やアングルを変えて数カット撮る
- 屋外の場合は風切り音が結構うるさいのでマイクの付近にスポンジを付けてノイズを少なくする
- カメラを固定する場合は三脚とスマホホルダーを買う
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おそらく、「撮影」だけに関して言えばほとんどこれだけでOKかなと思います。
ちなみにこの動画はスマホだけで撮影しました。
また、超初心者向けの動画撮影・編集方法をyoutubeの再生リストにアップしているので良かったら見てみて下さい。
スマホでできる動画の編集方法やおすすめアプリ
動画をつなぎ合わせる、要らない部分をカットする。それっぽい音楽を乗せる。
・・・実はこういった作業もスマホだけでできてしまいます。
アンドロイド、iPhone共通でできるvivavideo
iPhoneの方は「imovie」がおすすめです
他にもパソコンで編集する方法もyoutubeの再生リストにまとめています。良かったら見てみて下さい。
編集時に気を付けるべき構成とは?

何でもそうですが、テンポの良い構成が大事です。
特に意識しているのが
- 最初の数秒のつかみ(興味を惹きつけて続きを見てもらう)
- 最後の行動喚起(動画の目的に合ったアクションを促す)
- そのためのストーリー展開
これらの要素。

ついつい最後まで見てしまって、動画の最後でアクションを促されて、ついつい商品ページを覗きに行ってしまった。。。というところが目指すところです。
動画編集にまだ慣れていない人は、とりあえず1つ何でもいいので時間をかけずに1日以内に作ってみて下さい。構成をあれこれ考えるのは作ってみてからで十分です。
どんなふうに編集したらいいのか?
動画の目的にもよりますが、「素の魅力を表現する」「盛りすぎず、しょぼすぎない」というぐらいでしたらカットして→つなぐといったシンプルな構成で実は良かったりもします。
私の動画はほとんどが切り貼りしただけ+音楽を乗せるだけ(載せないときも結構ある)・・・なので、一概に「このやり方が正解!」とは言えません。
例えば、切り貼りしただけでも需要にマッチして思いのほか再生数が伸びているのがこちらの動画
BGMや編集を少し凝った動画
かっこよく作ってみたつもりが全然再生されない動画
・・・と、たくさん作れば作るほど、反応が分かって面白いです。
ただ自分のyoutubeの解析を見返すと、競合の少ないハウツーものや季節ものは強いなぁ。という感じがしますね。
ということで、編集方法は結構人から聞かれるのですが大事なことをまとめると
- 編集の良し悪しが全てではない。
- 見てほしい人に届けて、取って欲しい行動を取ってくれたかが全て
- なので数をこなさないと分からない
- 100本ぐらい作ってyoutubeにアップしたときに振り返ると当たり要素が分かる
- だからとにかく作れ
てことになります。
最近はほとんどの人が日常的にSNSに触れていろんな動画を見ているので、飾られたものよりも素が伝わる方が求められる傾向もあったりします。
この辺はいろんなパターンを作ってみて検証しないと何とも言えません。
動画で最も大切な「客観的視点」

自分の良さが一番分かっていないのは、実は本人だったりします。なので、動画で魅力を伝える一番いい方法は、その人の良さを引き出してくれる人の存在。
自分でもびっくりしたのですが、意図する・しないにかかわらず、こんな動画が実はウケています。
カメラ回しっぱなしで喋りながら歩いただけなのに、なぜか再生数が地味に伸びている動画
うおまさcafeのきょうこさんと、鯖が焼けるシズル感を前面に押し出して編集したら、大野LOVERさんによるまとめツイートのトップに採用され、それが半夏生イベントでバズって1万回以上再生された例
客観的視点を持って動画を作る。というのは自分でやるのが一番難しいので、やはりここは人からアドバイスをもらうのが一番です。
自分で撮影・編集する時の注意点

何事もそうなのですが、コンテンツ作成の「方針」固め(設計)が一番大事なので、それが分からないうちはとりあえず10本→30本→50本→100本・・・と、数を打たないとその動画が良かったのかどうかは何とも言えません。
なので、できるだけ楽に、いつもしている作業の「ついで」で楽に大量生産できる方法を考えてから望むのが良いですね。
動画は人柄が丸出しになるので、楽しさや熱量がそのまんま相手に伝わります。なので、自分が楽しんで続けられる領域を見つけることが重要です。
人に撮影・編集をお願いする時の注意点

HP制作の記事でも書きましたが、やっぱり目的を明確にすることはすごく大事ですし、ここは絶対に確認している部分です。
- 動画を作りたい目的
- そのために協力できること(予算や取材許可、エキストラの募集、職場の内部に入らせてもらう。などなど)
- 発信先の媒体(ブログ?Facebook?youtube?インスタ?)
こういったところを明確にした上で相談いただけると嬉しいです。

多くの人が動画を見る。という時代の波は間違いなく来ていますから、なんとなく動画が欲しい!というカジュアルな動機でもOKです。
まとめ
・・・というわけで、
- 自分でやってみたい人→この記事のリンクを参考に実践してみて
- お願いしたい人→クオリティ重視ならホオズキ舎さん(彼の動画はほんとにかっこいいし、独自の世界観がある!)、スピードと素っぽさ重視なら中村
て感じになるかなと思います!
中村にご依頼を検討されている方はこちらの記事もご一読ください。
もっと勉強してみたい。という方はこの本がおすすめ。
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