えんがわの挑戦

遊ぶために働く。

お金のために働かない。あくまでも主は自分。「これをやりたいから」必要な分を稼ぐ。というのがえんがわの住人の基本的な考え方です。

そして、その稼ぎ方の筆頭は「情報発信」×「スキルや経験の販売」

私の例で言えば、これまで培ってきた、ブログづくり・動画づくりを通じて、地方の事業主のお仕事をサポートする。こういった仕事を通じて自分の価値を高めつつ・仕事時間を減らす努力をする。。。空いた時間で、また多くの事業主の負担が軽くなるようなサポートを行う・・・

こういったサイクルを誰もができるように、私の経験や知識を訪れた方にお伝えします。

はじめの一歩として、自分の経験を上手に発信することで「あなたに仕事をお願いしたい。」といわれる人になりましょう。

・・・次第に、仕事の単価や仕事相手、働く時間を自分の好きな裁量で選べるようになったら、どんどん自分の好きなことに時間を使えるようになります。

さて、週5日の自由な時間があったら、あなたは何がやりたいですか?

なるべく仕事を自動化して暇を作り、空いた時間で家のDIYや庭いじりがしたいのです。

単にお金を稼ぐよりも、互いに面白いことをする。

本来お金はただの交換のツールです。

いつしかお金が=豊かさの指標であるかのような錯覚を多くの人がしていますが、実際にお金を稼いでみて感じたのは「別にお金があるからと言って幸せに直結するとは限らない。むしろ虚しささえ感じる」という感覚でした。

お金がたくさんあっても、

  • どこに、どんな店に使うべきか
  • そのお金を払った先は、どんな活動をしているのか

会社の経営方針や向いている方向も様々で、結構いろいろと思うところがあったりします。

それに考えてみてください。。。例えば宿泊代一万円をいただいたとしてもその使い道は、自分の発想の範囲でしか使えません。でもゲストに「宿代は5千円でいいから、残りはあなたが一番おいしいと思う食材とお酒を持ってきて(あなたの得意なことで僕を助けて。でも良い)

・・・こんな風にしたらお互い新しい世界が知れるんです。こっちの方がなんだかおもしろそうじゃないですか?

日本酒に非常に詳しい人を招いて開催した日本酒会のラインナップ

結局人間の幸せというのは 、、、

  • 毎日おいしいご飯を食べる
  • 面白いと思う・価値観の合う人と過ごす
  • 身の回りで困っている人を自分の得意な分野で解決し感謝される
  • 自分が創りたいと思ったモノ・コトを創造する

こういった身近なところにあって、そっちの方がよっぽど面白いことに気づいたのです。

・・・といっても、ある程度はやっぱりお金は必要なので、まずそのラインを確保する必要はありますが、それをクリアできたらあとは「自分の得意なこと・大好きなことで相手を喜ばせる。それでいいじゃん。」それで交換が成り立つ仕掛けを模索しています。

空き家の利活用の可能性を広げる。

結婚して数年。「そろそろ自分の家が欲しいかも」そう思った私が調べたところ

  • マイホームローンを組んで30年働き続ける
  • 不動産屋で非常に少ない中古物件を見る

この2つしかありませんでした。少ない選択肢というのが許せない性質が災いしてしまい、、、

昔作った「こういうことしたいな図」今実際にそれが叶っている

その都度柔軟に対応しながら、必要な一手を。

そんな30年も先の未来まで確定されるのはたまらん。この中から選べというのはなんだかフェアじゃない。ずっとそう思っていました。

一方で自分の住んでいる地域を見渡すと、「住む人がいなくなった」という空き家がたくさん。

でも新築の家があちらこちらでボンボン建っています。すごく違和感を感じていました。

そして「欲しい」を突き詰めていったら、

  • 新しいものが欲しいのではなくて、清潔感が大事
  • マイホームが欲しいのではなくて、好き勝手にできる空間が欲しい
  • 今すぐに必要なわけではなかったから、じっくり腰を据えて探し続ければいい

こういうことでした。

空き家を探し始めて5年。ようやく理想の物件に出会えたので、今の一軒目をしっかり手掛けます。

もし「この家、住むには支障がないのですが住む人がいないので、もし良かったら使ってください」そんな風に協力していただける大家さんがいらっしゃったら、ぜひお声がけいただけると嬉しいです。

おいしい野菜を自分の手で作る。

なるべく自然の力を生かして、シンプルに作る

近くで採れた鮮度の良いものを、食べる

2019.3開墾の様子

オーガニックや有機栽培、育て方がうんぬんかんぬんで~・・・と、そういうなんだか難しいことに拘るのではなくて、ただ単純に

  • 生き物がもともと持つ自然本来の力で育って
  • 近くで採れた新鮮なもので
  • おいしかったらそれでいいんでは?

ということを考えています。何より、生産と消費がダイレクトなので、流通・販売などのエネルギーを使わずに済むのが非常に良い。

実家でもお米や野菜を作ったり、近くの漁港で採れた魚を小さいころから食べていたのですが、大人になって全国を転々とするうちに「あれ?もしかしたらうちの米と魚が一番自分の口に合うような・・・」ということに気づいてしまいました。

このほかにも、不摂生による肥満を食事の改善で減量に成功したり、体調をコントロールするためには食べ物が大事だと学んだりするうちに、口に入れるものを妥協してはいけない。という結論に至り、色々と本を読んだりして勉強しながら見よう見まねで実践しています。

まとめ

衣食住と生活の基盤が整い、楽しみながら仕事ができ、自由な時間を自分の大好きな活動に充てられることで、私自身とても豊かになりました。

放っておいたら朽ち果てるしかない空き家。今では社会問題になっていますが、

  • まず住めるようにし、
  • 少しずつきれいにしていき、人を呼べるようにする。
  • そのために日々の過程やその地の魅力を情報発信をする。
  • そうすることで人々の関心を呼び
  • 自然と人の交流が生まれる。
  • 次第に、「この地域って、こんなに面白いんだ!」「私もこんなところに住んでみたい!」そんな人たちも増えてきます。

工夫一つ、仕掛け方ひとつで様々な賑わいが生まれます。

宿やcafeなど、人が行き交う場所-お店をやるのは、資金の工面やビジネスのスキル・センスが必要でとっても大変ですが、普段自分が住んでいる場所を、価値観が合う人のためにほんの少しだけ解放する。これなら誰にでも可能だと思うのです。

こんな風に、緩やかなあたたかいつながりが増えることを目指して、自ら縁側での活動を実践、公開しています。

縁側とは、 家の中でもあり、家の外でもある。いかにも日本らしいあいまいな空間。

自分の家のようでいて、他の人を受け入れる懐の深さがある暖かな場所。

そんな風にしてご縁の輪(えんがわ)が広がることを目指しています。

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